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読書感想「九マイルは遠すぎる 」(ハリイ・ケメルマン )☆☆☆☆

週末に合計6時間くらい飛行機に乗る用事があったので、なんとなくジュンク堂で購入して読みました。

 

九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)

九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)

 

商品の説明

アームチェア・ディテクティブ・ストーリーの定番。 ニッキィ・ウェルト教授は『九マイルは遠すぎる、まして雨の中ともあれば』と言う言葉を耳にし、この言葉を頼りに前日起きた殺人事件の真相を暴き出す!! 難事件を次々に解き明かしていく、教授の活躍を描く傑作短編集8編。

 

 

あんまりミステリ史は詳しくないのですが、いわゆる「安楽椅子探偵=アームチェア・ディテクティブ」の嚆矢となる作品のようです。

時代は二次大戦後のアメリカ東海岸、元大学教授の郡検事がワトスン、その元同僚で親友の大学教授ニッキィ・ウェルトがホームズとして日常のちょっとした違和感から事件が発見され、推理されて解決します。

印象を一言で言うと、かなりクラシックなミステリの格調がありますね。

取り扱われる事件は主に殺人事件なんですが、安楽椅子探偵なので血なまぐさいこともなく、オーソドックスに、淡々と事件が開陳され、解決されます。

今となってはさすがに古くさい感じもしますけど、それも古風というか、味だと思いますし、一つ一つは30頁くらいの短編集ですので、取っつきやすく、読みやすいです。

かなりオススメです。